羽振りが良いように見えていた知り合いが、あるときには・・
実は・・お金がない 助けて!
こんな相談をもちかけてくることがあります。
サラリーマンでちゃんと給料をもらっているはずなのに、「お金ないので出しといて」と言ってきます。そんな、お金にルーズな人にまつわる・・
お金にルーズな人の心理とは
だらしない彼氏や旦那、友達を改善・直すことは可能か
お金も時間もルーズな性格の男とは離婚すべきか
これらの疑問について分かりやすく見ていきます。
お金にルーズな人に感じる不満 問題ありでも人気者
昔からの知り合い、またはLINEグループで交流している人の中に・・
「お金貸して」とお願いされる → 仕方なく貸す → ずっと返さない
軽い感じで「今日は出しといてくれない?」と言ってくる
こんな感覚の人がいないでしょうか?いわゆる「お金にルーズな人」です。たちが悪いのは・・
これがあてはまらないことです。
お金にはルーズなのに、グループの中ではいつも目立っている人気者だったりします。
お金にルーズな人はお酒をよく飲む・ギャンブル好き
お金にルーズな人がやっかいなのは、お金が少ないときでもお金の使い方をセーブすることなく財布にあるお金がスッカラカンになるまで使ってしまいます。
アルコールで気分がハイになると、財布にお金がなくても「はしご」してします。そうなると結局・・
こうなります。
仲間はお金にルーズな人に貸したので、お金が戻ってくるのるか心配になります。また、お金を借りたルーズな人の彼女・奥さんは、いくらでも借金をするので悩みが尽きません。
近くにも必ずいるお金の管理がダメな人
お金にルーズな人は、財布に残っているお金・銀行の通帳に入っている残高を気にしない無頓着な性格なので、肝心なときにお金がなくて慌てます。
例えば、こんな感じを見かける方はお金にルーズな人かもしれません。
いま持っている所持金を把握していない
友人や後輩に食べ物をおごりたがる
ギャンブル・お酒の場が好きである(断ることができない)
レジで小銭を出すのが面倒:お札ばかり出して小銭パンパンに
お金の話(財テク・仮想通貨)に興味が無い
お金にルーズな人は八方美人なので、お金がなくても後輩におごりたがります。つまり、プライドが高い 見栄を張る男だといえます。そして、もう一つの大きな特徴に・・・
これがあります。
お金にルーズである旦那や彼氏を直すには
ではここからが本題です。
彼氏や旦那がお金にルーズであることが発覚したとき、破局や離婚を選ぶのではなく、ルーズな性格を直す方向で何ができるのかを考えます。その第一歩として・・
これを指摘することからはじめます。お金に対してルーズな人は・・
そのため、普通の人とは感覚がズレていると何度も言って自覚してもらいます。そこからパートナーが対策をスタートします。
2つの通帳とお小遣い制で制限する
まず 他人からお金を借りてしまう対策の前に、家賃のお金が無くならない方法からです。
お金にルーズな方は、給与が振り込まれる口座のキャッシュカードを所有していて、何かにつけてガンガンATMを利用するはずです。なので、銀行口座をもう一つ用意して・・
給与の振り込み口座
家賃・光熱費・携帯代の引き落とし口座
2つの銀行口座を用意して生活のお金をキープする対策が有効です。
お金を使われる前に他の口座へ移動する
給与が振り込まれたら、使用する前に引き落としてキープ用の口座へ移動します。この口座のキャッシュカードはパートナーが管理するようにします。そして、給与の残りの金額も・・
つまり、週ごとに使えるお金を制限するお小遣い制です。これでパッと全部使ってしまう問題は落ち着くはずです。
お金に対する考え方:価値観を常に指摘する
お金にルーズな性格である人を改善させるには かなりの時間がかかります。しかし やるべき事はシンプルです。楽しい事にお金を使っている時にチェックして・・
ショッピングで物欲が抑えられなかったり、お酒の席を断れない、ギャンブルでお金を使いすぎるのは・・
これが関係しています。
これを直していくには慣れてしまったドキドキの頻度を減らします。できれば田舎へ引越すなどして、日頃からお金を大量に消費する事がおきない質素に暮らすライフスタイルを目指します。
お金をガンガン使ってしまうイベントが減ることで、節制のスタイルを少しずつでも体験していきます。これを根気強く続けます。
クレジットカードの限度額をコントロール
クレジットカードは、ショッピング・キャッシングの限度額が設定されていますが、その限度額が高すぎると自由に使い込んでしまいます。
そのため、限度額を下げる申請をします。
20万円に設定すると、20万円を借りた時点で一時的に「キャッシング使用不可」の状態になります。
次の「カード使用料金の引き落とし日」まではカードのキャッシング利用枠は空かないため、その期日まで一時的にショッピング(またはお金の借り入れ:キャッシング)が止まるので、借りすぎを抑えることができます。
お金にルーズな方はリボ払いの設定に問題あり
カードは使用した分の請求が毎月ありますが、「毎月 5,000のリボ払い」の設定もできます。
毎月5,000円でよいのは 楽だ!
と考えて少額の返済を続けると、元金はなかなか減らないままなので やがて膨大な借金へと膨れあがります。特にお金にルーズな方ほど陥ってしまうミスなので要注意です。
これを避けるためにも、リボ払い(分割)の金額をためないように注意します。
多重債務の要因となってしまうことも
カードの利用枠を下げる(使える金額を制限する)方法は有効な対策ですが、自由に使えるお金が制限されてしまうと、もっとお金を使いたいので・・
こうなってしまう可能性があります。そのため、借入しないように行動をチェックしたり、借金生活の苦しさについて教えることも必要になります。
お金にルーズな原因:ストレスの可能性もあり
お金にルーズな性格を直すには、いくつもの問題点を見つけて 改善策に取り組む努力が必要なのですが、中にはこんな解決策があります。
そんな方もいます。yahooの質問ページで・・
収入以上に浪費してしまう人は何らかのストレスを抱えてて、そのストレスの捌け口が一番手軽な浪費に向いている
こんなコメントがあります。
この方は職場で多大なストレスを抱えて生活しており、プライベートでは浪費ばかりを続けていたのが、嫌いな会社を退社したら お金にルーズだった性格が直ったとしています。
こんなパターンもあり得ます。
失恋のストレスでバカ食いしてしまい 肥満に悩む方がいるように、ストレスのある環境を変える努力をすることで「イライラしてお金を消費する」衝動が抑えられるかもしれません。
まとめ:お金にルーズ だらしない彼氏 旦那を直す
お金にルーズ・だらしない方を普通の生活へ導いていくには、お金の消費を制限する対策、無駄な出費を注意するパートナー、環境を変えてみる対策などがあります。
お金にルーズである性格は、人間の本質:社交的、内気、活動的のような先天的な気質によることなので、改善させるまでには長い時間が必要になります。