業務スーパーで安くて良さそうな商品を手に取ったとき、次に思うのは・・
これって国産?国産なら当たりだけど・・
品質表示の文字を追って国産なのか確認します。業務スーパーも国産を求めている客が多いので、国産の食品は「国内製造」と大きく書かれています。
そんな業務スーパーの国産、当たり食品にまつわる・・
当たりの国産食材はどれ?
産地・メーカーを確認して安心して買いたい
原産国・原料の表示がまぎらわしい商品とは
これらの疑問について分かりやすく見ていきます。
品質重視!国産でお買い得なら当たり食品である
できれば国産を選びたいのですが・・
品質が良いのは当然である
日本の味が分かっていて安心
質が良くておいしいことは予想できますが、あとは「国産は高くてあたりまえ」なので業務スーパーの努力でどれだけ安く提供してくれるかがポイントになります。
まずは、品質表示欄に書かれている文字が何を意味しているのか見ていきます。
本当に国産の食品なのか 原産国とは?
食品のデザイン:パッケージが日本語で「原産国:日本」と書かれているので国産の食品が使われていると思っていたら・・
こんな食品があります。ですが、この表示は可能となっています。
原材料を安い国から輸入して国内で加工製造すると、原産国は日本になります。ですが、これだとまぎらわしいので・・
全ての加工食品に原料原産地表示を行うことが義務付けられました。
引用元:原料原産地表示|農林水産省
加工食品を輸入したとき、その加工食品を作った国が原産国、その原材料を生産した国が原料原産地になります。
国産食品の原材料を分かりやすく表示する
「原材料の原産地表示」では・・
原材料が生鮮食品の場合は「国産」、「アメリカ産」等の産地が、加工食品の場合は「国内製造」、「フランス製造」等の製造地が表示されます。
引用元:原材料の原産地表示:消費者庁
いくつか誤解がありそうな表示例を見ていきます。
原材料の原産地が2つ以上あるときは、使用した重量の順に国名が表示されます。例えばウインナーソーセージがあるとき・・
こうなります。この表記を見て分かることは・・
最も多く使用しているのがカナダ産
次に多く使用しているのがアメリカ産
3番目に使用している産地もあります
このように読み取れます。
原料原産地名の「輸入又は国産」ってどういう意味?
海外の原材料を使っている加工食品に使われる原料原産地表示をチェックすると・・
この表記を見ることがあります。これだと「輸入あり・日本もあり」となると世界中が該当するように見て取れますが、そうではありません。
これは条件がいくつも重なったときに 複数の要素を簡潔に記載する表記方法となります。「輸入又は国産」が当てはまる条件は・・
国産の豚肉を使用している
3カ国以上の外国産の豚肉を使用している
割合が「国産 < 外国産3カ国」となっている
「輸入又は国産」とは「複数の国から豚肉を輸入して使用。少ないが国産の豚肉も使用。」となります。これと同じ意味で「輸入が多いが国産を使う時期もあります」との表記も可能です。
国産の食品を正しく見分けることができたところで、業務スーパーの国産 当たり食品を見ていきます。
業務スーパーの豆腐製品:国産・自社工場で製造の当たり食品
まずは定番の豆腐です。当たり食品の条件「国産の食材、国内で製造、安い、美味しい」をすべてクリアしています。
「ちょっと大きめのおとうふ 充填豆腐」は国産大豆を自社の国内工場で作っており、平らな形状の450g。近年の製造コストの高騰から値上げとなりましたが、一般のスーパーで売っている豆腐より安くなります。
充填豆腐なのでコストを抑えられる
にがりを使用 しっかり食感(絹ごし、もめん)
一般の豆腐は固形にした後にカットして容器に詰めますが、業務スーパーの豆腐は容器に直接豆腐を流し込む充填(じゅうてん)豆腐です。なので大量生産が可能・コストを安くできつつ・・
味も十分に美味しくて人気なのですが、唯一 ほとんどの方が感じているマイナスポイントがあります。
それは「こちらからお開けください」の部分からシートをつまんで引っ張っても、ほぼ開きません。包丁で周りに切り込みを入れ、水抜きしてからビニールをカットすることになります。
おとなの麻婆豆腐が大人気
業務スーパーの国産当たり食品を探すと、何度もお目にかかるのが・・
いくつも国産の人気商品を提供していますが、その中でも味・価格ともに納得できるオススメが「おとなの麻婆豆腐」です。
麻婆豆腐の素といえば・・
丸美屋 麻婆豆腐シリーズ
味の素のCook Do「四川式麻婆豆腐」
これらの定番食品が存在しますが、それらと比べても さほど違いがなく【200gx3パック入り 税込み240円】しかも国産でボリュームが多いとなれば、満足度は高くなります。さらに・・
レトルトカレーもあります。
おとなの大盛りカレー【250gx5食入り税込み349円】こちらもボリュームと価格でコスパ抜群ながら宮城製粉の食品なので国内製造となります。
こんにゃく製品:国産のこんにゃく粉を100%使用の当たり食品
次も和食の定番・ダイエット食材としても注目のこんにゃくです。最近では、外国産のこんにゃく粉を使用した製品が安く売られるようになったため・・
国産のこんにゃくを使用している?
これを基準にして購入を判断する方が増えています。簡単に海外・国内で製造したこんにゃくの表記を分類するとこうなります。
外国産こんにゃく粉・外国で製造 → 輸入こんにゃく
外国産こんにゃく粉・国内で製造 → 国内加工の海外こんにゃく
国産のこんにゃく粉・国内で製造 → 国産こんにゃく
業務スーパーで提供している「板こんにゃく・玉こんにゃく・しらたき」は、いずれも国産のこんにゃく粉を国内自社工場にて製造している純国産なので、当たり食品だといえます。
製造者は栃木県にある明治22年創業の老舗 株式会社マスゼンです。
国産こんにゃくでこの価格はおすすめ
国産の食品は何かと高くなりがちですが、業務スーパーの国産こんにゃくは・・
ちょっと大きめの板こんにゃく 300g → 46円(税抜)
ちょっと大きめのしらたき 230g → 45円(税抜)
煮込み用玉こんにゃく 1kg → 268円(税別)
どのタイプも安くてオススメです。こんにゃくは食物繊維がお腹にたまって満腹感が続くので、お金がないときの貧乏メシにも最適な食材です。
業務スーパー国産「とろろ」は高品質:当たり食品
つぎは、国産の長芋で作られた冷凍食品の【とろろ 1kg入り 税込1,058円:宮城製粉】です。業務スーパーではこのようにアピールしています。
国内自社関連工場製造で安全・安心。
国産の長いもをすりおろし、素材の風味をそのままに急速冷凍しました。自然解凍ですぐに使えます。
引用元:国産とろろ|業務スーパー
とろろご飯、お蕎麦、まぐろの山かけなど、めんつゆの出番がある料理には何にでも合います。
業務スーパーの食品で税込1,058円は高めですが、国産の長芋を購入して自分で作るコスト・手間を考慮すると十分すぎるコスパだといえます。
そしてもう一つ、【大根おろし 1kg入り 税込み403円】がおすすめです。こちらも宮城製粉が製造しており・・
大根なので 1キロ403円は多少高いようにも感じます。しかし、焼きサンマのトッピングとして少量だけ使うなら 長期保存できて年中使える「大根おろし」の冷凍食品が楽です。
国産:ごはんのお供 そぼろシリーズは当たり食品
こちらもオススメのご飯のお供「鶏そぼろ・牛そぼろ(すじ肉)・牛タンしぐれ」です。こちらも宮城製粉が製造しており、国内製造の表示もあります。
ごはんのおかず あと一品ほしい
そんなときに ふりふりすると、あらびきの程よい食感・甘辛しょう油味が食欲を増進させます。
手抜きの弁当にも最適です。卵・インゲン・ほうれん草・鮭フレークなどがあれば、鶏そぼろ・牛そぼろ・牛タンしぐれをご飯の上に敷き詰めて3色そぼろ丼が完成します。
この食品のおすすめポイントはその価格です。
国内製造 鶏そぼろの価格 | |
鶏そぼろ 160g | お徳用 鶏そぼろ 800g |
198円(税込) | 645円(税込) |
とても安いので、SNSでもたびたび話題になる人気商品です。
ご飯のお供として定番:ふりかけよりも食べ応えがあるので、子供の弁当にも喜ばれるはずです。
輸入食品の安さ、安全性、品質も大事
業務スーパーの品揃えはは国産よりも輸入食品が多いのですが、気になる「中国産の食品を買ったらヤバいのか?」については以下でまとめています。
そして、業務スーパーで扱っている海外の輸入食品をネット通販で買う方法についてはこちら。
業務スーパーでは国産の食品をいくつも扱っていますが、前面に「国内製造」と表記していない食品も多いので、まずは国産であるのか商品を裏返して調べます。
まとめ:業務スーパー 国産 当たり食品はどれ?
業務スーパーには国産の食材を使った国内製造の「当たり食品」がいくつもあります。品質OK・美味しい・安すぎるので、満足度は高いはずです。
おとなの大盛カレー・バターチキンカレー・大盛ミートソース、そしてスペイン定番のお菓子:チューロスも国内製造(こちらも宮城製粉株式会社)なので好評く、おすすめできます。